独立してフリーランスになると、消費税、住民税、所得税、個人事業税という4種類の税金を納める事になります。
中でもフリーランスの方にとって、最も痛手となるのが所得税です。
大きな出費となる事はもちろん、節税を狙うには、事務的な手間もかかります。
毎日帳簿を付けておくことでお金の流れを把握でき、確定申告の際にスムーズに申告を行う事が出来ます。
青色申告を行う場合には、その帳簿の付け方が決められており、「複式簿記」という方法が採用されています。
これは、「資産」「負債」「収益」「費用」「純資産」など詳細に分類して管理するので経理処理が複雑になります。
事業が拡大してこれらの業務まで手が回らなくなってしまった場合には、経理専用のスタッフを雇うか、税理士に頼むと良いでしょう。
帳簿の付け方が不安な時には、クラウド型の経費精算システムを使ってみるのも良いかもしれません。
様々なアプリや端末から経理処理に必要なデータをクラウド上に引っ張ってくるこ事が出来ますので手書きや手打ちよりもはるかに楽で正確な帳簿付けを行う事が出来ます。
もし、そういった物に頼るのではなく、自分で経理に関する知識を身に付けたいという場合には、簿記検定3級を習得するのもお勧めです。
フリーランスに必要な経理の知識の全てを網羅している訳ではありませんが、ほとんどの経理業務を理解するには十分な知識が身に付きます。
日々出会う経理の課題については、その都度対処していくのが効率的でしょう。